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子供が熱を出した!その時どうする?受診の目安とお家でのケア方法「神戸市須磨区 小野クリニック」
小児科病児保育
神戸市須磨区の小野クリニックです。 当院では内視鏡検査や外科処置、生活習慣病の管理に加え、地域の皆様のかかりつけ医として小児科診療にも力を入れています。
「子供が急に熱を出した」 これは子育て中の親御さんにとって、最も頻繁で、かつ心配になる場面ではないでしょうか。 今回は、慌てずに対応するためのチェックポイントと、正しいホームケアについてお話しします。

1. 発熱は「体の防御反応」です
まず知っておいていただきたいのは、「熱があること自体は悪いことではない」ということです。 熱は、体に侵入したウイルスや細菌と戦うために、体が防御本能として体温を上げている状態です。
無理に熱を下げようとするのではなく、「熱以外の症状はどうなっているか」を観察することが大切です。
2. 受診する前にチェック!「機嫌・水分・睡眠」
病院に行くべきか、家で様子を見るか迷った時は、以下の3つのポイントを確認してください。
- 機嫌: あやせば笑うか、目線は合うか。
- 水分: おしっこは出ているか、唇は乾いていないか。
- 睡眠: ぐったりせずに眠れているか。
熱が高くても、水分が取れていて機嫌がそこそこ良ければ、夜間救急に走らず、翌朝まで様子を見ても大丈夫な場合が多いです。

3. すぐに病院へ行くべきサイン
ただし、以下のような場合は急いで受診(または救急相談)が必要です。
- 生後3ヶ月未満の発熱(38℃以上)
- 水分が全く取れず、半日以上おしっこが出ない
- 呼吸が苦しそう(肩で息をしている、肋骨の間がペコペコ凹む)
- けいれんが5分以上続く
- 呼びかけても反応が鈍い、視線が合わない
生後3ヶ月未満の赤ちゃんは免疫が未熟なため、重症化するスピードが早いです。迷わず受診してください。

4. お家でのケア方法(食事・服装・お風呂)
・水分補給
一度に大量に飲ませると吐いてしまうことがあります。「スプーン1杯を5分おき」など、少量をこまめに与えてください。経口補水液(OS-1など)や、お子さんが好む麦茶、スープなどで構いません。
・服装と室温
寒気がして震えている時: 体温が上がっている途中です。掛物を増やして温めてあげてください。
熱が上がりきって暑がっている時: 薄着にして、熱を逃がしてあげましょう。
・お風呂
高熱でぐったりしている時は控えますが、熱があっても元気があり、汗をかいて気持ち悪そうなら、シャワーでサッと流す程度なら問題ありません。長湯は体力を消耗するので避けましょう。



当院で処方する解熱剤(左から坐剤、錠剤、細粒)。体重に合わせた適切な量を使用することが大切です。
5. 解熱剤(座薬・飲み薬)の使い方
解熱剤は「熱を平熱まで下げる」ためのものではなく、「一時的に体を楽にして、水分や睡眠を取れるようにする」ためのものです。
- 使用目安: 38.5℃以上で、機嫌が悪く、水分が取れない時や眠れない時。
- 間隔: 一度使ったら、次は少なくとも6時間以上あけてください。
※子供にはインフルエンザ脳症などのリスクがあるため、アスピリンやボルタレンなどの強い解熱鎮痛剤は自己判断で絶対に使わないでください。 お手持ちの薬を使う場合は、医師に相談してください。

最後に
子供の発熱は、成長の過程で避けては通れないものです。 しかし、親御さんの適切な観察とケアがあれば、多くの場合は乗り越えられます。
「いつもと様子が違う」「なんとなく心配」という親御さんの勘はとても大切です。迷った際は、須磨区の小野クリニックへご相談ください。当院では丁寧に問診を行い、お子様の体調を総合的に診察いたします。
🏥小野クリニック(循環器内科、消化器内科、外科、小児科)
📍 兵庫県神戸市須磨区須磨寺町2-7-5(3階)
🕒 平日 9:00–12:30/17:00–19:30(水・土は午前のみ)
📞 078-739-2552
