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胃カメラが苦手な方へ|鎮静剤を使った楽な内視鏡検査とは

こんにちは、小野クリニックです。
当院では2025年から、鎮静剤を使った上部内視鏡検査(胃カメラ)の提供を本格的に開始しました。

「胃カメラ=苦しい」というイメージをお持ちの方は多いかもしれません。
実際、喉の違和感や嘔吐反射(オエッとなる感覚)を経験し、二度と受けたくないと思っている方もいらっしゃいます。

しかし現在では、鎮静剤(眠っているような状態にする薬)を使うことで、苦痛の少ない胃カメラ検査が可能になっています。

今回は、「胃カメラが怖い」「しんどそうで受けたくない」と感じている方に向けて、当院で行っている鎮静剤を使った楽な胃カメラ検査についてわかりやすくご紹介いたします。

胃カメラとは、口や鼻から内視鏡を挿入し、食道・胃・十二指腸を直接観察する検査です。
粘膜の状態を詳細に確認できるため、胃がん・胃潰瘍・ポリープ・逆流性食道炎などの早期発見にとても有効です。

特に、ピロリ菌感染による萎縮性胃炎など、将来的に胃がんリスクがある病変も見つけられるため、定期的な検査が推奨されています。

先端径は5.8mmとボールペンと比較してもかなり細いです。

• 「以前、喉がオエッとなって苦しかった…」
• 「検査後、気分が悪くなったことがある」
• 「怖くて毎年検査を後回しにしている」
• 「胃の調子が気になるけど、検査が怖い」

このような不安をお持ちの方は、鎮静剤を使った胃カメラという選択肢をぜひご検討ください。

鎮静剤とは、一時的にウトウトと眠っているような状態に導く薬のことです。
検査中はほとんど意識がなく、苦痛を感じることがありません。

検査が終わるころに目が覚め、「もう終わったんですか?」と驚かれる患者さんも少なくありません。

• 検査中の吐き気・不快感がほとんどない
• 検査への恐怖や緊張が和らぐ
• 胃の動きが抑えられることで、より正確な検査が可能
• 内視鏡医も丁寧で落ち着いた操作がしやすい

① 事前診察

まずは診察を受けていただき、症状の確認・既往歴・お薬手帳の確認を行います。
鎮静剤の使用に問題がないか、安全に受けられるかをチェックします。

② 前日の注意点

前日の夜9時以降は食事を控え、水分(水・お茶)はOKですが、当日は朝食を摂らずにご来院いただきます。
(夕方に検査をされる場合は昼食を取らずに昼以降は水・お茶のみの水分のみ摂取可能です。)

③ 当日:検査前

8%リドカインポンプスプレーでノドの麻酔を行います。

その後、静脈から鎮静剤を投与し、リラックスした状態で検査を行います。

④ 検査時間

検査自体は5〜10分程度で終了します。鎮静剤の効果により、ウトウトしている間に終わります。

⑤ 検査後の休憩

回復室で30分〜1時間ほど安静にしていただきます。医師が安全を確認した後にご帰宅となります。

注意点(鎮静剤使用の場合)

• 当日は自転車・自動車・バイクの運転は不可です
 →家族のお迎え、または公共交通機関をご利用ください
• お仕事など大事な予定がある日は避けてご予約ください
• 血圧・呼吸などへの影響があるため、持病のある方は事前にご相談ください

Q1. 鎮静剤って危なくないですか?

A. 当院では安全な量を医師が調整し、モニターで血圧・呼吸・酸素濃度を常時確認しながら行います。ご安心ください。

Q2. 終わった後に気分が悪くなることはありますか?

A. 少しぼーっとすることはありますが、回復室でしっかり休んでいただけるので多くの方が問題なく帰宅されています。

胃がんや胃潰瘍は、症状が出るころには進行していることも少なくありません。
早期発見ができれば、治療も早く、負担も少なく済みます。

「怖い」「つらい」と思って避けていた方こそ、鎮静剤という選択肢で一歩踏み出してほしいのです。

小野クリニックでは、内視鏡専門医が内視鏡検査を担当しており、安全かつ丁寧な検査を心がけています。
内視鏡室は清潔で落ち着いた空間で、スタッフも検査が初めての方への対応に慣れていますので、安心して受けていただけます。

検査予約は診察後に行いますので、まずは一度ご相談ください。