ブログ

ごあいさつ

小野クリニックのブログをご覧いただき、ありがとうございます。
このたび私たちは、地域の皆さまに向けた情報発信のひとつとして、ブログを開設いたしました。

当院は、神戸市須磨区・須磨寺の地に開業してから、おかげさまで約30年を迎えることができました。
開業当初は、わずか20坪の小さなスペースでスタートしました。決して大きなクリニックではありませんでしたが、地域の皆さまの温かいご支援に支えられながら、地道に診療を続けてまいりました。

年月が経ち、地域の方々にご利用いただく機会も増え、外来の混雑や設備の限界を感じるようになり、手狭さを解消するために、開業地からほど近い現在の場所へと移転しました。
環境を一新し、より広く・快適で・安全な医療空間を整えることで、患者さまにとってもスタッフにとっても、より良い医療の提供が可能となりました。

この30年で、医療を取り巻く環境は大きく様変わりしました。
高齢化の進行により、慢性疾患や介護が医療と密接に関わるようになり、また共働き家庭の増加や核家族化により、子育て世代のニーズも多様化しています。
そのような中で、私たちの提供する医療も「ただ病気を治すだけ」ではなく、「地域の暮らしを支える存在」としての役割を強く感じるようになりました。

外来診療に加えて、当院が大切にしてきたもう一つの柱が「訪問診療」です。
高齢や持病のために通院が困難になった方にも、医療を届けたいという想いから、在宅での診療や看取りにも力を入れてきました。
「病院ではなく、自宅で家族とともに最期を迎えたい」
そんな患者さまやご家族の希望を、可能な限りかなえるために、医師・看護師・スタッフ一同が連携しながら、24時間体制でサポートを行っております。

また、近年の大きなテーマである「健康寿命の延伸」にも力を入れています。
高齢になると、筋力の低下や転倒、フレイル(虚弱)といった問題が顕在化しやすくなります。
そうした方々ができるだけ長く、自立した生活を送れるように――そんな願いを込めて、通所リハビリテーション(デイケア)を開設しました。

専門の理学療法士や作業療法士による個別のリハビリを通して、身体機能の維持・改善を支援しています。
「また歩けるようになった」「外出が楽しみになった」
そんな声を糧に、今後もリハビリの質を高めていきたいと考えています。

当院には、赤ちゃんの時から受診していた方が、ご自身の子どもを連れて再び訪れてくださるようなこともあります。
「ここに来たら安心できる」
そう思っていただけるように、すべての世代に開かれたクリニックを目指してきました。
小児科・内科・外科・循環器科といった幅広い診療科に対応し、まさに“ひと家族4世代”に寄り添う医療を実践してきたことが、私たちの誇りです。

2025年4月からは、新たに小野正大(おの・まさひろ)も外来診療に加わりました。
正大医師は、消化器疾患の診療・研究に従事してきた経験を活かし、月・火・水の3日間を担当しています。

それにあわせて、院内に内視鏡設備(胃カメラ・大腸カメラ)を新たに導入。
消化器がんの早期発見を目的とした検査や、便秘・腹痛・胃もたれなど、日常的な症状の原因を詳しく調べる検査が、より身近に受けられるようになりました。
検査の不安や苦痛をできるだけ軽減できるよう、鎮静剤の使用や丁寧な説明を心がけています。

もう一つの新たな取り組みが、病児・病後児保育の施設の開設です。
共働き世帯が増える中で、「子どもが病気のとき、預け先がない」「仕事を急に休めない」といったお悩みは、どのご家庭にもあるのではないでしょうか。
そうした保護者の方を支えるため、当院では医療機関併設の安心な環境で、一時的にお子さまをお預かりできる体制を整えました。

体調不良の回復期にあるお子さまが、無理なく過ごせるよう、保育士と看護師が連携してケアを行っています。
医師が近くにいるという点でも、保護者の皆さまにとって安心してご利用いただけるサービスになると考えております。

このブログでお伝えしていきたいこと

このブログでは、

  • 季節ごとの健康アドバイス
  • 診療や検査のご案内
  • スタッフの日常や地域活動
  • 地域医療にかける想い
    などを、定期的に発信していく予定です。

少しでも皆さまの暮らしや健康のヒントになるような、あたたかい情報をお届けできれば幸いです。

小さな20坪のクリニックから始まった小野クリニック。
地域の皆さまに必要としていただいたからこそ、場所を移し、広げることができました。
設備が増え、スタッフが増えても、私たちが大切にしている「患者様に寄り添う姿勢」は何も変わっていません。

これからも、須磨のまちで、みなさまの健康と暮らしを支える存在であり続けられるよう、努めてまいります。

今後とも、小野クリニックをどうぞよろしくお願いいたします。