ブログ
かかりつけ医って何をしてくれるの?~小野クリニックが考える「地域の総合医」の役割~
その他
まず、「かかりつけ医」ってどんな存在?
最近は、どの自治体でも「かかりつけ医をもちましょう」と呼びかけています。
けれども、実際にどんな役割をしてくれるのか、少しわかりにくいですよね。
かかりつけ医とは、日常の体調変化や小さな不調を、まず最初に相談できる医師のこと。
風邪や発熱だけでなく、生活習慣病、胃腸の不調、健康診断の結果、薬の飲み方、ワクチンのこと…
そんなちょっと気になることを気軽に話せる場所が、かかりつけ医です。
小野クリニックの「かかりつけ医」としての姿勢
私たちは、「地域とともに暮らすクリニック」を目指しています。
患者さんの年齢や病気に関係なく、一人の生活全体を支える存在でありたいと思っています。
- 内科・循環器内科・消化器内科:高血圧、糖尿病、脂質異常症、胃腸の不調
- 内視鏡(胃カメラ・大腸カメラ):早期発見・予防のための検査
- 小児科:お子さんの発熱、感染症、アレルギー、健診、予防接種
- 外科・皮膚科の小処置:けが、やけど、巻き爪など
- 訪問診療:通院が難しくなった方へのご自宅での診療
- 病児保育(おのっち):体調を崩したお子さんのケアと保護者支援
それぞれの分野に専門医資格を持つ医師もいれば、あえて「専門に偏らず、幅広く診る」立場を取っている分野もあります。
小野クリニックはどちらも大切だと考えております。
当院には3名の医師が様々な病気を見ながら、病気だけではなく患者様の背景も含めた全人的な医療を提供することを心がけています。



専門医との橋渡しも大切な仕事
かかりつけ医の役割は、「すべてを自院で完結させること」ではありません。
むしろ、患者さんの症状を整理して、最適な専門医療につなげる「ナビゲーター」のような存在です。
たとえば…
- 胃カメラで早期胃癌が見つかった → 内視鏡治療が可能な専門施設へ紹介
- 心電図で異常 → 循環器内科医が継続フォロー
- 小児の発達やアレルギー → 小児専門病院と連携
- ご高齢の方の複数疾患 → 各科の薬を整理し、全体を調整
医療は「分業」ではなく、「連携」が大切。
その中心になるのが、かかりつけ医の役割です。
「専門医でありながら、家庭医でもある」という考え方
小野クリニックでは、
- 消化器内視鏡専門医として内視鏡検査・治療を行いながら、
- 循環器を中心に高血圧や生活習慣病をフォローし、
- 同時に、小児科や訪問診療も行う。
つまり、「専門性」と「総合性」の両立を意識しています。
病気を「部分」ではなく、「人として全体」で見る。
これが私たちが大切にしている診療の基本姿勢です。
地域の「医食心同源」へ
小野クリニックには、
医療だけでなく、食や地域活動を通じて健康を支える「ちこらぼ」もあります。
「食べること」「人と関わること」「心のゆとり」も健康の一部。
かかりつけ医とは、
薬を出すだけではなく、その人の暮らしを支える存在だと考えています。

どんなことでも、まず相談してください
専門的な検査が必要なときは、迅速に対応します。
「これって病院に行くほどかな?」ということでも、
まずはかかりつけ医にご相談ください。
家族みんなの健康を、身近で支える存在でありたい。
小野クリニックは、須磨のかかりつけ医として、あなたの一歩そばに寄り添います。
🏥小野クリニック(循環器内科、消化器内科、外科、小児科)
📍 兵庫県神戸市須磨区須磨寺町2-7-5(3階)
🕒 平日 9:00–12:30/17:00–19:30(水・土は午前のみ)
📞 078-739-2552
